2012.08.01更新

平成24年7月7日

ふーさん、今日は。
私は今から何をしたらよいでしょうか。お教え下さい。

ふぅ~ん、そうだね、今日は土曜日だね。

はい、そうですが。

土曜日というのは君にとって最も開放されるときではないのかね。

何となくそう感じておりますが、
週の終りという概念がそうさせているのでしょうかね。

そうだ概念ね。
概念というのはどういうものなのか今まで考えた事もなかったけれど、
大変大切な事のように思えてきました。
だって人間は何一つとして確定した中で生きている訳ではないのですから。
昔の人も云っていたように一寸先は闇とね。
ほんのちょっとした目先のことでも確実な事はないのですから。
だから人間は不確定不確実の中で一生懸命に生きようとしている。
しかし不確定だから不安で仕方が無い。
だからなんとしてでも安定要素を握ろうとする。
それが目先の欲を満たすものとしての物質即ち唯物論的な発想が生まれてくるのですネ。
しかし、他方面ではそうではなく、真逆の発想として
唯心論の世界即ち心の世界があらわれて、それを求める。
兎に角そのような訳で人間は皆何かに頼って生きようとしているのですネ。
唯物であろうと唯心であろうとどちらかを求めている。
しかし究極の処、心の安定を求めようとしている。

ふーさん、ありがとう。さようなら。


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投稿者: 神戸東洋医学センター

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