第35回 マインドフルネス&質疑応答の会
令和元年10月17日 14:00~
於 全日本柔整師協会
今回の切り出しは、幕末の三舟とか幕府の三舟とか云われた人々に焦点を当ててみました。
1人は皆さんよくご存じの方で勝海舟、あとの御ニ人は余り知らないと思いますが、山岡鉄舟と高橋泥舟の御三方の事です。
勝海舟は江戸城無血開城とか咸臨丸で米国ヘ行ったとか、神戸海運操練所を建言したとか云々・・・・・
山岡鉄舟は千葉周作の元で北辰一刀流を学んだ後、一刀正伝無刀流を編み出した人で明治天皇の侍従を務められました。その他政治的にも活躍された方です。
高橋泥舟は「馬鹿正直で命知らずな稽古をやった」と云われた人で槍術の達人、槍一本で伊勢守になったとの事、誠意にひたむきな人・・・・云々。
上記の三名の方々の特徴を拾い上げてみると、どの方も自分の立場や身分、利害を表に出さず常に大局を見極めて行動を起こしたと思われます。
奉公至誠をモットーとし、彼らの偉大な事業は無の境地にあってこそ出来たと云えるでしょう。
無の境地に立脚して事を行えば不可能が可能になる、
0点場には不可能は無いというのはこの事を云うのでしょう。
全ての営みを0点場に置く、無の境地を以って事を行えばよいという事になるので、
常に“無欲を以って観る其の妙(不思議)”を実践してみましょう。
次回
日時 令和元年11月21日(第3木曜日) 14:00~(毎月第3木曜日定例)
場所 全日本柔整師協会
神戸市中央区中山手通5-1-1 神戸山手大木ビル6F
会費 無料
どなたでも御参加頂けます。要予約。
神戸東洋医学センター
TEL 078―371-3203
FAX 078―371-1313