2011.12.05更新

10歳 男児

姿勢が悪いとの事で来所。横から見ると顎が極めて前方に突出していた。 上部胸椎も丸く湾曲していた。
まず上部頚椎にadjustmentを加えた後、後頭骨にadjustmentをしたところ、忽ちの内に改善されました。後日お母さんから「患者さんの声」という私のホームページの欄に姿勢が大変よくなったとの事投稿がありました。
コメント
 後頭骨は大孔顆と第1頚椎の外側塊の所で環椎後頭関節を形成しています。この関節面はお椀の底のようになっているのでロッキングモーションを起こします。(ロッキングチェアのような動き)
姿勢の悪い人の顎は前上方に変位していますのでこの前上方に変位した環椎後頭関節を後上方の方向へ矯正すればよい訳です。即ち顎を引いた状態です。私達が子供の頃、体育の授業中によく云われた事の一つに「整列、顎を引け」でした。

投稿者: 神戸東洋医学センター

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