2011.12.05更新

63歳 女性

前述の病名で治療に来ていたわけではないが、何を施しても駄目で困り果てておりました。10年以上も前に発病したとの事、薬も西洋医薬から漢方薬迄それはそれは大変なお金をつぎ込んだとか。手足に膿胞がたくさん出来ておりました。胸肋鎖骨関節が痛んで七転八倒するほど痛みが出るそうです。奈美悦子さんもこの病気で苦しんでいたそうです。そこで私は患者さんに温熱治療を施してみました。すると不思議な事に非常に良くなってきました。本人曰く手足の膿胞も少なくなり骨の痛みもなくなりましたとの事。継続治療中です。
PS
 温熱治療を施してもなかなか発汗しなかったが徐々にではあるが発汗が促されそれと比例して病状は軽減していった。温熱治療を施して半年程経過した頃より良くなった。
コメント
 私の経験によるとどんな病気でも病名に関係なく病態の悪い患者さん、即ち重症者ほど汗をかかない傾向があり、発汗の度合いによって快方に向かうようである。発汗する事がどれほど重要かという事です。空調設備の発達と病気の発生とは因果関係がありそうです。皆さん汗をかきましょう。

投稿者: 神戸東洋医学センター

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