2016.04.08更新

53才    女性

前述の諸症状、諸病名等を訴えて来所した。3カ月程前より、鼠径部に激痛が走るようになった。
左側首、肩に疼痛があり首を伸展すると激痛が発症し顔を上向きにする事が出来ない。左腕は、だるくてしかたがなく切り取ってしまいたい程の苦痛であるとの事でした。目は常に疲労しており焦点が合い難いとの事でした。
治療としては後頭部から脊椎にそって腰部迄散鍼を施し、鼠径部痛については中国針3本を後上腸骨棘の上方7cm.位の所に施針をして、鼠径部に達する迄響かせた。
第7頚椎下部大椎、陶道穴に施針をして左腕に響かせた。眼精疲労と焦点不全については顔面針を施した。
カイロプラクティックで上部頸椎を調整した。3ヵ月間に及ぶ鼠径部痛は完全に消失し、その他諸々の諸症状も暖解しました。

投稿者: 神戸東洋医学センター

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