2011.12.05更新

35歳 男性

神戸のChiropracticセミナー会場での事である。
受講生の1人が顎関節症であった。真直ぐに口が開かず斜めに開くタイプであり T.M.J.(顎関節)も口を開閉する度に音を発していた。この時も伏臥位にてAtlas Prone Tech. で第1頚椎にthrustを加えるとT.M.J.の音も開口時の時の下顎の位置も正常に戻っていた。
コメント
 顎関節症は口の開閉時T.M.J.に音を発する事しばしばであり、開口困難、時には真直ぐに口が開かない等々の症状があります。一般的に首、肩が凝っていたり、第1、第2、頚椎にSubluxation(歪み,固定化等)があります。
治療としてはupper cervical(上部頚椎)の矯正が効果的です。
矯正のみではT.M.J.の音が即座に消えない場合がありますがその時はT.M.J.に直接散鍼を行うと良いでしょう。 この障害は一般的によく改善するようです。

投稿者: 神戸東洋医学センター

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