2011.12.05更新

22歳 女性

右斜頸を訴えて来所。生来の斜頸との事。母胎内の羊水が少なかった為に右へ斜傾したまま固定されて出産したとの事、それ以来22年間何をしても治癒しなかった。私の見たところ第1頸椎(atlas)の右側方変位(Rt Laterality)して いたのでGonstead Technique のcervical chair を用いて(座位)atlasの adjust を行った。右側へ首の回旋制限があったがすぐに解消した。又、首を右 側へ傾けると視点が定まらなかった症状もすぐ緩解した。極度の近視があるがaxisのadjust に今後期待したい。本日は患者自身がカイロプラクティックに非常に恐怖心をもっていたのでatlasのlaterality のみのadjustment に留めておいた。
コメント
 頸部の筋肉の先天的短縮等、筋の委縮や緊張等特に無かったのでこの程度の Adjustment で効果が即効的に出たと思う。

投稿者: 神戸東洋医学センター

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