2011.03.19更新

自然淘汰

私の菜園では何故農薬を撒かないかというのは、
自然のありようにまかせるということです。

そこでは必ず自然淘汰が起こります。
淘汰されるべきものまで得ようとするところに間違いがあるのです。

この苛酷な自然環境の中で生き抜いてきたという事が大事なことなのです。
それらを我々の食として戴くのです。

感謝をして、そうすると有難くて一粒一葉の食物も
疎かには出来ないはずですが如何でしょうか。

では自然淘汰されていく野菜達、
又生き抜いていく野菜達を少し観察してみましょう。

そのドラマは種を蒔いた時から始まります。

すぐに発芽するもの、しないもの、1日、2日、3日、
或いはそれ以上遅れて発芽してくるもの、
発芽後早く元気に成長していくもの、
又せっかく発芽してもなかなか成育しないもの、
まあそれぞれさまざまなドラマが展開されていきます。

ある程度大きくなってきても急にダメになるものもあります。
後発組であっても徐々に追い上げてくるものもあります。

又途中で丸虫のような虫に喰い荒らされたりするものもあります。
又腐敗菌によって腐って朽ちていくものもあります。

しかしそれらのものと隣接していても全く意に介せず、
虫にも喰われず、ばい菌にも侵されず、
悠々と大きく逞しく育っていく野菜がそこにはあります。

この生存競争に勝ち抜いてきた野菜こそが、
我々の血となり肉となる野菜ではなかろうかと思います。

このような食品を口にする限り、その人は身心共に強靭な健康体を
維持することが出来るのではないでしょうか。

現在の日本を見渡す限り半健康体の人が多いのは、
食のありようが可成り間違っているからではないでしょうか。

医食同源というように、食即ち医という思考をもって
これからの日本を考えるべきであると思います。

最近の私は野菜ではなく薬草であるとさえ思えてくるのです。



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