2019.03.22更新

第28回 マインドフルネス&質疑応答の会

平成31年3月21日
14:00~
於 全日本柔整師協会

上記のテーマで今回も熱意を以って語らさせて頂きました。聴講して下さる対象が如何にあれ一所懸命に語らさせて下さった事に感謝致します。
今回は聴講者の方が多方面に亘る角度から質問下さったので、一方的に私が喋るよりも会話的で、
私も非常に楽しく過ごす事が出来ました。冒頭に「熱意」という言葉が出て来ましたが、熱意とは『一途にそれに打ち込んでいる気持。熱心な気持ち。読んで字の如く熱い心。』という事になります。ふとタラントンの例え話を思い出しましたので少し書いてみます。
マタイ25.29.にあるもので、“持てる者はより与えられ、持たざる者は奪われる”という一章節です。
3人の召使が夫々に5タラントン、2タラントン、1タラントンのお金を主人から預かったのですが、主人の留守中に5タラントンを預かった者は10タラントンに、2タラントンを預かった者は4タラントンにして主人に返しましたが、1タラントンを預かった者はそのまま1タラントンを返したという話から、預かったお金を倍にした者には『お前は少しの物に忠実であったから多くの物を管理させよう』と主人と一緒に喜んでくれたが、1タラントンをそのまま返した者には『怠け者の悪い僕だ』と言って、その1タラントンを取り上げて、その1タラントンを10タラントンを持っている者に与えられた。誰でも持てる者は更に与えられて豊かになるが、持たざる者は持っている物まで取り上げられる、この役に立たない僕(召使)を暗闇の外へ追い出せ。そこで泣きわめいて歯ぎしりするだろう。というように書いていますが、要するに何でもいいので少しの物を疎かにせず、それらをよりよく発展させよ、という事に解訳すれば良いと思います。
5タラントン、2タラントン、1タラントン、天から授かったものは違えども、それを自分の能力に応じて発展させた事に意義があります。倍の10に、又は4に、その開きは6タラントンですが、それには意味がありません。量の多寡には関係がなく、その努力した「熱意」が問われているのです。せっかくの器量が与えられて生まれてきた訳ですから、その器量に応じて人生を意味あるものとして生きて行きましょう。
天から預かった1タラントン(器量)を何もせずに1タラントンのまま天に返すような事をしてはなりません。1タラントンの器量、命を天から与えられたのですから、この財産を大いに活用して自己を研鑽してゆきましょう。何事にも「熱意が大事。」
以上綴り方教室でした!!

次回
日時  平成31年4月18日(第3木曜日) 14:00~(毎月第3木曜日定例)
場所  全日本柔整師協会
    神戸市中央区中山手通5-1-1 神戸山手大木ビル6F
会費  無料
どなたでも御参加頂けます。要予約。
  神戸東洋医学センター  
TEL 078―371-3203  FAX 078―371-1313

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