2022.03.29更新

乾姜の作り方と使用法

1. 土生姜を洗ってスライサーで1㎜位の厚さにスライスする
2. 蒸し器に入れて、80℃以上で1~3時間蒸す。蒸した生姜を直ぐ使う事も出来る。この時は1日30ℊ以内で利用する。
3. 保存の為に蒸し生姜を乾燥させる。天日干しでも何んでも良いので、兎に角よく乾燥させる事
この乾燥生姜は、漢方薬の一種で乾姜(かんきょう)と云われているものです。
★ 生の生姜(蒸し生姜)は乾燥させると10分の1に成る。即ち、生の生姜10ℊは1ℊの乾姜になる
★ 個人差はありますが、乾姜なら1日3ℊ以下が適当とされているので、自分に合った分量を探しましょう。
★ 量が多い時は、頭痛、吐き気等を催す事があると云われています。

使用法
  乾姜3ℊをコップに入れて差し湯をして暫く置いておく、その後生姜汁を飲む点滴として、
1日掛けてチビチビと飲むと良い。
  保温瓶に入れて1日持ち歩いている人もいます。
  この時、生姜も一緒に食べると良い、不溶性繊維が含まれているので、便通が良くなります。
  差し湯はコップ一杯くらいが良いかと思います。
  差し湯が多いと、水分の取り過ぎによる水毒になるので要注意です。

  生の生姜には ジンゲロールとショウガオールが含まれている。
  ジンゲロールは 体表の温度を上げて発汗を促して、体温を下げるので低体温の人は注意が必要です。
  ショウガオールは 内蔵温度を上げる。
腋下部の体温が36.5℃で正常でも腸内体温が低い人が多くいるので、体温が正常でも一考を要する事があります。

  生の生姜を薄くスライスして80℃以上 1~3時間蒸すとジンゲロールからショウガオールに30~40%
変化すると云われているので、蒸すとショウガオールを多量に摂取できることになります。

漢方薬の53%に乾姜が使われている事を見ても、如何に多くの人が内蔵の冷えによるトラブルに見舞われ
ているかが良く分かります。

  体表の体温と腸内に於ける内蔵体温に違いがある事を今一度よく考え直す事が必要であると思います。

腸内環境が整うと多くの症状が改善される事は「論より証拠」であるので一度試す価値は充分にあると思い
ます。

                                                            参考文献 「長生きショウガ 新健康法大全」

明日飲んだら今日治る程の即効性を見せる事もあります。

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